法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『キミとアイドルプリキュア♪』第13話 フレッフレッ!キラキライト!

 女子バレー部の新橋わかばは、男子バレー部の先輩の翔太が気になっているらしい。翔太はエースとして学園の女子から高い人気を集めていて、しかもすぐに転校するのだと新橋はいう。
 少女漫画などから恋愛のキラキラを理解した咲良たちは新橋を応援することに。球技大会で優勝すれば新橋は告白することを決意し、同じチームの一員として奮闘する……


 恋に恋するライトなラブストーリー。最終的に告白して断られるものの後に引かず、また新たな恋がはじまる。
 しかし青山充作画監督に二人原画*1で、なかなか絵柄のクセが出ている。多人数がいりみだれるチームスポーツをそつなく作画できているが、作画枚数を抑えた東映作品ではアニメーションとして魅力的とまではいえない。正直にいえばキラキラしたラブストーリーに向いている絵柄ではないし、別の組みあわせにするべきではなかったろうか。
 せっかく咲良がバレーで腕を傷めて、プリキュアに変身後も治っていないという珍しいシチュエーションなのに、仲間がフォローして問題なく敵を倒してしまったのも残念。無理をしないよう仲間が注意する描写のていねいさは良いが、せっかくなら敵が意識的に咲良の腕をねらってきてピンチが生まれるくらいの局面はつくってほしかった。
 良くも悪くも全体的に無理せず定番ストーリーをゲストキャラクターでこなしただけの回だった。もう少し恋愛が理解できない咲良の気持ちにフィーチャーしてドラマをつくったりして、作品の個性を出してほしかった。

*1:もうひとりは漫画の作画を担当したのだろうか。