法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

なぜか都知事選で政治家の健康不安を主張する意見が散見されるのだけど

病気を理由に国会を4ヶ月も欠席しつづけた議員がいることを思えば、「不安」くらいでは問題にならないんじゃ?みたいなことを思う。
http://www.asahi.com/articles/ASJ665Q1YJ66UTFK00F.html

現金授受問題で1月下旬に閣僚を辞任した自民党甘利明前経済再生相が6日、「活動再開」を表明した。辞任直後から「睡眠障害」を理由に国会を約4カ月欠席。「多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます」と語ったが、問題についての説明はなかった。野党は通常国会での説明に応じず、国会閉会後に復帰した甘利氏の姿勢を批判している。

政治家は消去法で選ぶしかないという話がよくあるが、この甘利明議員が「消去」されていないことを思えば、健康を理由にした「消去」を自民党の関係者や支持者が主張するのはおかしくないかな、などと思ったりする。
なお私個人は、健康不安が大きくて、他に人材がいるならば、政界を退くことも選択肢のひとつだとは思っている。同時に、健康不安をもつ立場ゆえに同様の立場を理解できる、こともあるとも思っている。どちらも一般論であるが。