これに対して、文谷数重氏が批判していた*1。
隅田金属日誌(墨田金属日誌) 「サランラップじゃなくてクレラップだろ」と怒ってもねえ
そのジジイが載っていた飛行機がゼロ戦だろうがそれ以外だろうが、どうでもいい話だ。さらにはパイロットだろうが陸兵だろうが軍艦乗りだろうが、兵隊とられてエライ目にあった、戦争で無駄に人が死んだ、やるもんじゃないといった主張が変わることもない。
それに「ゼロ戦ではない云々」は、相当にズレている。「レンジでチンする時にサランラップ使った」といった話に、「使ったのはクレラップだろ、粗雑すぎる」とったものであるからだ。
もっと不思議なのは、これをリツイートする連中だがね。神立さんはゼロ戦専門家だから細部に拘泥して看過できないのはともかくとしよう。だが、現段階で171リツイートされている。
その中には複数の幹部級の隊員がいる。自分の商売、職場を相対的に見られず、普段からライト・イズ・ライトの発言をしている連中だが「この子、ホントにバカなんじゃないか?」と思うものだ。もちろん、これは反語的表現であって疑問形ではない。
こうしたいくつかの批判に対して、神立尚紀氏は下記のようにツイート。
それでは神立尚紀氏が共産党でも他党でもいい加減なことをいうことを許せないかどうか、近い日付のツイートを読んでみた。
懸賞のつく論文を応募した時点で、うさんくさいと切りすてなかったのはなぜだろうか。歴史学的に見て「いい加減」で、人間性にも疑問を持たざるをえない内容だったのに。
論文の内容は抜きにして人となりだけを評価したのかと思いきや、ツイートを何度もRTしている。それにからんで、更迭されたことを理不尽と評していた。
おまけに、いくつか歴史認識をうかがわせるツイートも紹介しておく。
文谷数重氏の主張とは別個に、自衛官が神立尚紀氏のツイートをRTするのは避けるべきなんじゃないかな……
*1:「機種が違うのか」というツイートは引用しておらず、気づいていないのかもしれない。