法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

侵略の定義を否定した政権が考える集団的自衛権の範囲が見当つかない

ISISがイスラム国家樹立を宣言している時に、イラク戦争が成功体験になっているままらしい安倍政権の、現を生きていなさそうな雰囲気が凄く怖い。
ISIS、イスラム国家の樹立宣言―アルカイダなどに従属要求

イラク北部を制圧するイスラムスンニ派武装組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」は29日、「カリフ(予言者ムハンマドの後継者)」を最高指導者とするイスラム国家の樹立を宣言し、アルカイダなど他のイスラム組織に従属を求めた。

今のイラクやアフガンを見て、集団的自衛権のため自衛隊の戦闘までしたいさせたいと思っている人が、いったいどれだけいるだろうか。


もっとも、さまざまな戦争を外部へと押しつけ、線引きを超えれば追認しつづけた社会のことだから、いざ戦闘すれば追認しそうな気はする。
あと、まさに日本政府は損をしそうだからこそ、米国政府には歓迎できることなのだろうとも思う。