『仮面ライダー電王』と違って、あくまで主人公たちは乗客だから、屋根の上で敵と戦うし、乗換もできるといったところか。
『どうぶつ宝島』か『カリオストロの城』か、回転する列車の上で走りながら戦うシークエンスが楽しい。トンネルを抜ける時に剣が折れるという、それ自体は古典的な描写をコメディチックに演出しているのもグッド。
逆に、前回は面白かった乗換が、いつの間にか元に戻っている場面がいくつかあって、見ながら一瞬つっかえてしまった。やはりスーツごと交換するのは撮影において大変なのか。
あと、前回の引きだった「死んだも同然」というワードは、今のところ記憶の欠落を指している雰囲気。
記憶を取り戻しながら自我を確立していく展開になるのかな。