法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

橋下徹大阪市長の、小説家を御都合主義に利用している発言を並べてみる

橋下氏が議論に強い理由の一つ 論理的でない突飛な発言にあり│NEWSポストセブン

三浦教授が注目したのは、『報ステ』の中で、作家の渡辺淳一氏が橋下氏にエールを送ったあとの山口教授とのやりとりだ。一部引用する――。

渡辺:しばらく(橋下氏に)やらせたいな。

橋下:ありがとうございます。問題がある時には現実を知っている渡辺さんのような方に批判を受けるのは大賛成なんですけどね、学者なんて何にも知らないのにね。

山口:小説家が現実を知ってるの?

橋下:知ってますよ、小説家なんて現実知らないと、そんなの売れる本書けないですよ。学者の本なんて全然売れないじゃないですか。

――山口教授の、苦虫を噛みつぶしたような表情……。

ところが、後に橋下市長は小説家高村薫から批判された時、ツイッター*1で下記のようなツイートを投下していた。

自身の無知さを相手の無力さへ転化させようとする技法が地味にせこい。作品が映画化されたり直木賞をとっている小説家なのだが。
それでも、さすがに橋下市長でも知っているだろう小説家赤川次郎に批判されればどうなるかと思うと、下記のようなツイートを発していた。

結局、恥を知らない者が論争において無敵ということだ。むろん、橋下市長がそういう人間と知る機会が多々ありながら権力をほしいままに扱わせている側の問題でもあるだろう。

*1:アカウントは[twitter:@t_ishin]。