畑野森生が演出、大野敏哉が脚本を担当。
まだ1クールもたっていないのにセイレーンがトリオ・ザ・マイナーの上司でなくなる。序盤の3人は無感情で付き従っているように見えて無個性だったが、そのことがセイレーンを見下す今回の表情へ嫌悪感を引き出していた。しかも3人全員は登場せず、バスドラ1人でセイレーンの代わりに怪物ネガトーンを生み出して、セイレーンの不要感を増す。
今回は響の父親も行動で教師らしさを示し、目的のない音楽自体の楽しみを知るというテーマへ上手く繋いでいた。
シリーズの転換点として、地味に細部が練られた話だったと思う。