ホワイト属性カードしか効果を与えられない敵に、ストライカーは攻めあぐねてしまう。しかし崖っぷちで踏みとどまり、敵の攻撃をしのいでいく。
そしてストライカーが反撃の糸口をつかむ場面で、手札にできた二枚のカードから、一枚を選び出す。この時、敵はまだ余裕を見せているのだが、実はストライカーが選ばなかった残り手札にホワイト属性カードがさりげなく入っている。台詞で説明せず、演出で強調もせず、しかも別の反撃カードを選んでいるため自然と印象が隠される。しかし属性は色分けされているため視覚的に明瞭で、記憶には引っかかる。
カードバトル系アニメで、ちゃんと視聴者がわかるように伏線を張って回収していたのが珍しい。駆け引きも以前の回から出ている情報を組み合わせたりしているため、新アイテムで即座に逆転するような不自然さは薄かった。
