弁護人は検察主張に法医学的な疑問符をつけていると*1、ようやく広まってきたと思っていたら、「どうせ死刑だから手を抜いたんだ」と検察を擁護する意見をネットで見かけた。……擁護になってない。
その意見を出した男は、当然のように痴漢犯罪に対して冤罪問題を強く訴えていたこともつけくわえておく。
被告は考えられる限りの悪意を持って罪を犯したと本村氏は考えていて、悪意を認めた謝罪させ*2、死んでほしいらしいことは以前の報道からわかっている。
個人的に知りたいのは、初期の検察側主張に疑問符がついて法医学的に争い直している現状について、本村氏が何を思っているか。前回等で弁護側が法医学的に反論した時、元々の鑑定と矛盾しているかのような主張を検察がしていたことを知らず、最初の鑑定人を信じていると本村氏は会見していた。真実に少しでも近づこうとしているのだと、今は理解してくれているだろうか。
一般人である本村氏がよく知らないのはしかたないが、粗雑な裁判をしてきた検察は*3個人的にかなり文句がある。どう考えても裁判を長引かせている最大の原因だろう。