法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『魔法少女まどか☆マギカ』の感想を見て回って、皆が早くも忘れてそうなことを指摘しておく

STAR DRIVER 輝きのタクト』でも第十五話で時間ループを描いていて*1、放映当時は好評だった。
東浩紀氏と『魔法少女まどか☆マギカ』をめぐる騒動で参照されていないみたいなので、指摘しておく。


ついでに、ふと思い出したアニメ話。
コードギアス反逆のルルーシュ』は2007年に押井守が、3年以内で消滅すると語っていた。
そんな『コードギアス』は『亡国のアキト』という外伝アニメが制作進行中。

*1:約2ヶ月前の『魔法少女まどか☆マギカ』第10話と同じく、正確にはリプレイ。ただしリプレイの目的、主体と客体は正反対だった。リプレイにかかわる相手へ献身的につくす女性の位置づけもふくめ、実に好対照な作品だと思う。

『ドラえもん』落とし物つりぼり/ありがたみわかり機

特に変哲のない原作回だが、構成の水野宗徳が脚本を手がけ、Aパートは総作画監督の丸山宏一が作画監督を担当。原作の構成を崩すことなく細部にアレンジをくわえ、ABパートともに作画が良い。マンガのアニメ化として理想的な回だった。


Aパートでは、源家でガラクタが釣れた理由について、いぶかしがるのび太の台詞をつけくわえ、原作よりわかりやすく描写。ズボンの持ち主をドラえもんが探しにいく追加描写も、むしろ原作にないことが不思議な自然さ。
Bパートでは、他人が食を楽しむ描写が強化され、特に猫とおでんを奪い合うアニメオリジナル描写では街灯の影で見せたアクション作画も良かった。料理の作画自体も全般的に良く、空腹の主人公に感情移入できる映像にしあがっていた。ジャイアンの持っている漫画肉なんて、肉と皮と脂身が細かく色分けされていて、本当に美味しそうだ。