生徒会長の考えで生徒全員にテストがおこなわれる。もちろん和実、芙羽、華満の三人が受けたが、やたら内容が難しい。そのため和実と華満が補習するはめになった時、敵が活動をはじめて……
絵コンテの石黒達也は、おそらく東映アニメーションに初参加。前回登場したアイテムの使用バンクが新規ふたつ。それ自体も美麗だが、キュアヤムヤムが使用する場面の作画全体が良くて、特にジェントルーの技とぶつかりあうエフェクト作画が良好で目を引いた。
物語については予想通りの罠にとどまる。しかしジェントルーが一定以上の卑怯を嫌うことを序盤で見せつつ、それが以前からの洗脳されて敵になってる描写にとどまらず、プリキュアを足止めする作戦でテストの結果までねじまげなかった背景と感じさせる。
さらに異空間へ行かなかったジェントルーをローズマリーがひさしぶりに単身で追ったり、華満が先に補習をぬけたり、品田拓海が補習を助けて意図せずプリキュアのサポートをしたりと、個々のキャラクターが設定にあった活躍をしていた。
