みんな違ってみんな政治家*1。
日光照射に消毒薬注入…根拠薄い治療法、トランプ氏提案 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
ブライアン氏は実験の結果として高温多湿、日光下では新型コロナが早く消失することや、漂白剤などの消毒薬を使えば短時間で消えることなどを「新たに得られた知見」として紹介した。
内容は論文になっておらず、他の専門家からも確認されていないが、トランプ氏は「世界で一番すばらしい研究所から結果が得られた」と絶賛。
コロナ下、医官トップ交代 官邸の不満、背景との見方も―厚労省:時事ドットコム
鈴木氏の交代には、治療薬候補「アビガン」の承認などをめぐる首相官邸側の不満が背景にあるとの見方がくすぶる。
アビガンをめぐっては、安倍晋三首相が当初、「5月中の承認を目指したい」と表明。しかし、企業治験や臨床研究で有効性が確認されない中、鈴木氏は「あくまで科学的に判断すべきだ」として、早期承認に一貫して慎重姿勢を示してきた。
新型コロナウイルス。
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) 2020年3月1日
正露丸が効く。
正露丸の主成分がコロナウイルスの外膜タンパク質(envelope)を破壊する。
正露丸主成分フェノール類のエンベロープウイルス消毒(新型コロナウイルス等)による感染価の減少は、血清蛋白存在下では次の通りです。https://t.co/woaS903wLt
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) 2020年3月11日
経口投与では血中濃度が低いため、今までしてきたように皮下注射の治療が求められます。 pic.twitter.com/UKDUat49qN
「うがい薬で唾液中のコロナウイルス減少」吉村知事会見 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
吉村洋文知事は「薬事法(現・医薬品医療機器法)上、効果があるとはいえない」とした上で、「ポビドンヨードを含むうがい薬は『イソジン』などとして市販されているので、うがいを励行してほしい」と呼びかけた。
そもそも医学的な根拠は認められていない主張、可能性にすぎない段階での利益誘導になりかねない固執、さらに特定の医薬品に期待を集めさせたことによる混乱、といった問題が重なりあっている。
前例のない状況における多少の混乱や予想の誤りならば、責任をとるべき立場であってもいくらか許容されるべき、とは思うのだが……あやふやな特効薬に安易にとびついてしまうのは自制心が足りないのではないだろうか*2。