法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

「トラックバック」という意味で「直リン」という言葉をつかったeguchi_satoshi氏の、言及通知をめぐる不思議なふるまい

b:id:eguchi_satoshi氏のブログ*1に対して私が異論をとなえた*2ところ、返事をしたというコメントがはてなブックマークでされていた。
はてなブックマーク - 「尻軽」という評価はフェミニズムにおいて「侮辱」にならないどころか、二重三重の「侮辱」になりうるのでは? - 法華狼の日記

不十分ですがお返事しておきました。直リンしてくれればいいのに。おてやわらかにおねがいします。 https://paper.dropbox.com/doc/--AMoWoz6PteveiUCxRccp0s_RAg-VL1qQgTsubomPhKbvbjXz

そこで私なりの返答を書いたのだが、本題に入る前に、はてなブックマークのコメント自体に疑問を表明した。
「ネットフェミ」という謎用語を使っていたeguchi_satoshi氏が、「内面化」を「わけわからん用語」といいだして、困惑するしかなかった - 法華狼の日記

どのような意味で「直リン」をつかっているのか、よくわからない。
単純にリンクという意味なら、冒頭のとおりエントリ内でおこなっている。


あらためてDropboxに書かれた返事を読むと、下部に追記がされていて、私の疑問への返事があった。そこでは、本題に入る気力を失うほど粗雑な真意が明かされていた……

本体のブログの方にトラックバックだかピンバックだかっていうのが届いてなくて(そういうシステム私わかってないのでそれはいいんですが)、なんかもう使ってないのが明白なeguchi_satoshiを使われてるのがちょっと不快だったのです。ブログの方に連絡送ってくれればいいのに、ぐらいの意味でした。はてなのIDに連絡されるのはユーザーというよりははてなの仕様かもしれないので、私の表現も悪いしそういうの気にするのもよくなかったと思います。

「直リン」に「トラックバック」や「ピンバック」という意味はない。文字数制限にひっかからないためならば「トラバ」という略語をつかえばいい。


しかしeguchi_satoshi氏のブログはWordPressで書かれている。それはいいがトラックバックできる設定にしていない。ピンバックにいたってはWordPress間でなければ使えない。
そこで言及を通知するためには、eguchi_satoshi氏のブログにコメントするか、はてなIDコールを送るか、通知のために何らかの新しいサービスを使うしかなかった。
はてなブックマークを現に使っているのに、eguchi_satoshi氏が「もう使ってないのが明白」という意味がよくわからない。はてなダイアリーで単純にIDコールをおこなう記法を用いると、はてなダイアリートラックバックが行くシステムになっているが*3、別のはてなアカウントにも通知はいく。
eguchi_satoshi氏のはてなダイアリーを見ると、プライベートモードになっているが削除されていない*4。別サービスに移行したことはうかがえるが、「もう使ってないのが明白」とは判断できない。


そして「ブログの方に連絡送ってくれればいい」といいながら、eguchi_satoshi氏自身は言及相手へ連絡できないDropboxに返事を書いている。
かろうじて最初の返事ははてなブックマークを見て気づくことができたが、追記にいたっては明示的な連絡がどこにも見当たらない。


eguchi_satoshi氏は追記のなかで、下記のようなことを書いている。

我々はとてもよくまちがうけど、仲悪いひとから間違いを指摘されてはいそうですか、っていうのことは心理的にはとてもやりにくいことだから。

どうしてもワンマンで戦わねばならない人々っていうのはたしかにいるんだろうと思うけど、まわりの共感的ポジションにいるひとこそつっこみやアドバイスや質問してあげてほしいと思う。そして私もそうしてほしい。

もしeguchi_satoshi氏が自身の間違いを指摘されないために言及相手へ通知をおこなわなかったのならば、心情としては理解するが妥当な態度とは思えない。
しかしかわりにeguchi_satoshi氏のまわりの人々が、つっこみやアドバイスや質問してあげているのか、今回の「直リン」ひとつとっても疑わしい。