「裸のサバイバル・ガイアナ共和国編」は、番組企画で男女一組が全裸サバイバル。男性は肌に泥を塗って南米の強い日差しをやりすごしたが、女性はアドバイスを聞かず水飲み場へつくことを優先してしまう。そして日焼けでグロッキーになった女性を休ませながら男性が働くが、まったく仕事をさせてもらえなくなった女性に不満がたまっていき、ついに先に番組を降りてしまう。そしてひとり残された男性は精神的に参ってしまいつつ、予定の日数を超えてサバイバルは成功した……という流れ。今回は守るべき女性がいなくなるだけで男性が精神的にまいるという流れが興味深かった。過去回では男性がまいって女性ばかり働いたエピソードもあったように、たかだか一組で全体の傾向を読みとることも危険ではあるが。
「塀の中の子供たち」は、あまりに暴力的なため、施設の監視下で生活するイギリスの子供たちを追う。施設側の言葉として、子供たちは虐待などされて育っていて、暴力が悪いことだという認識がないというコメントがあった。社会的な存在として成長していく子供たちを肯定的に祝福するつくりのドキュメンタリーではあった。
