海賊団の襲撃に耐えた鉄華団。しかしさらなる海賊の襲撃が予想され、鉄華団の新入りが不満をうずまかせていた……
火星から地球への重要人物の移送を描いていた1期は、それでも能力的に選ばれた子供たちの物語だった、というエピソード。ロードムービーゆえに1期では描く余裕がなかった出発点のドラマを、ちゃんと2期で入れてきたのは良かった。
志願して鉄華団に入ってきたからこそ戦場への恐れを素直にいだけるし、地球の分隊では本隊との距離感をもつ新入りもいる。
火星最下層の状況も回想して、阿頼耶識システムがつくりだした廃人の末路も明示する。それを見ていた新入りがガンダムパイロットに不公平感をおぼえる。
