法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

従軍慰安婦問題について日本軍の責任を指摘したら、女性の人権問題でもあることを指摘できなくなる……わけがない

nekoguruma氏の露骨な二枚舌をフォロワーは気にならないのだろうか - 法華狼の日記でとりあげた[twitter:@nekoguruma]氏から反応があった。

従軍慰安婦問題なのだから軍に固有の問題や責任が問われるのは当然として、それ以外の問題や責任を問うべきではないとは誰も主張していない。現時点においては、日本社会における問題性の否認や矮小化こそが問題だろう。
女性の人権問題とまでは認められるが、軍の責任を問うことを矮小化と否定するnekoguruma氏。女性の人権問題であり、軍の問題であり、さらに人種差別や就業差別などの側面も指摘してきた吉見義明教授。どちらが「矮小化」しているか、比べると明らかだろう。
あと、「広義の強制」が「狭義の強制」に呼応したものだといった情報に感謝も反論もなく、「頭が悪い」と返されるのは悲しい。


もうひとつ、Apeman氏のハンドルネームを勝手に改変するのはやめようよといいたくなるツイートもあった。

しかし「デマを吐いた奴の責任」とはどこから生まれたのだろう。
もともと下記ツイートでnekoguruma氏は、吉田清治証言を打ち消しにまわった「サヨク」がいないと主張していた。

それに対して、実際は否定する意見が過去から表明されていたことが指摘され、打ち消すべき重要性は研究の進展で消されたと反論された流れだ。デマを吐いた奴に責任がないと読みとれる流れはどこにもない。