法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『ドキドキ!プリキュア』第11話 めざめよ!プリキュアの新たなる力!

山口亮太脚本に高橋晃作画監督で、原画はスタジオダブがメイン*1。おそらく必殺技担当のクレジットに志田直俊他の作画監督級がそろっている。しかし本編のアクション作画はさほどではなく、4人それぞれの新必殺技に作画リソースが当てられている。
作中でも敵のしょっぱさに突っ込んでいるので楽しめはしたが、求めていた方向性ではない……『プリキュア』シリーズの魅力はしょっぱい敵でも真っ向からの戦いには強いところにあると思っているので、強そうな敵が重要な戦闘でしょっぱい姿を見せられると違和感が大きい。
思い返してみれば、そもそも芝田浩樹演出でアクションが良いと思った記憶がない。もっとアクションが得意な演出家にふるべきだったのではないか。


しかしアクションはさておき、相田の女子モテ委員長っぷりは凄かった。菱川の独占欲を感じさせる台詞だけでなく、後輩の崇拝を感じさせるカットの多さが、整った作画とあいまって耽美な雰囲気すらただよわせていた。

*1:こうなると『聖闘士星矢Ω』のローテからスタジオダブが外れたのだろうか。