元日らしく初日の出を見たりした咲良たちは、田中に呼ばれてプリキュア姿で新年会をひらく。しかしそれはドッキリ番組のためで、咲良たちはプリキュアとしてカメラの向こうに新年のあいさつをおこなったりする……
金杉弘子脚本に鬼頭和矢演出で、作中アイドル番組をつかった少しメタっぽい正月番組としての面白味はあった。
作品のシンボル的なハートの木が真っ黒に染まるような本筋にかかわる描写もあるが、謎めいたダークイーネについての新情報が明かされたわけでもなく、敵味方の攻防が大きく動いたわけでもないので、良くも悪くもつなぎ回という印象。
プリキュアとしてのアクションには相当に力が入っていて、怪物の触手的な攻撃をかわしながら反撃するあたりはコンテの構図も弾むようなアニメーションも素晴らしかったが、そのテンションの高さが物語に求められたものとはいいがたい。だからこそ贅沢な見せ場とも感じられるのだが……