法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『ジュノー』という伝記的な作品が作られたとのこと

産経記事で知った。
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/101109/imp1011092021002-n1.htm

 皇后さまは9日、東京都写真美術館(東京都目黒区)を訪問し、赤十字思想150周年を記念して作られた映画「アニメ・ジュノー」を鑑賞された。

 映画は赤十字国際委員会の代表として来日し、原爆投下直後の広島で被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士の生涯を描いたもの。

 日本赤十字社の名誉総裁を務める皇后さまは、上映が終わると、盛んに拍手を送られていた。

記事からはスタッフ構成がわからないし、アニメの画像も上映時間もわからない。
長編アニメーション作品【ジュノー】
公式サイトを見ると、かなり現代風のキャラクターデザインということがわかる。キャストやスタッフを紹介するページもあった。
長編アニメーション作品【ジュノー】

監督・絵コンテ・演出 木村 真一郎
脚本 山田 靖智
キャラクターデザイン・総作画監督 岩佐 とも子

スタジオ雲雀制作で、監督はキムシンかよ! いや、広島県出身*1でもあるし、納得できるスタッフ構成ではあるが。
長編アニメーション作品【ジュノー】

Q2:制作で気をつけている事や、留意している事がありましたら教えてください。

「戦争の描き方」ですね。そこに善悪の区別はつけないようにしています。あくまでも赤十字のスタンスですね。あとは、60分間で言いたい事、描きたい事が収まるかどうか不安です。まあ、その時は三部作で(笑)それは冗談として、今のシナリオだと、少しキツイので、どうスリム化するかが現時点の留意点です。

Q3:ジュノー博士の描き方が重要になると思うのですが、何か工夫されている事などありますか?

原爆を前面に出していない事でしょうか。今回の作品は原爆より人間性の持つ強さや温かさといったものが大事だと思うんです。制作委員会の津谷代表のお話を聞くと、「原爆」や「戦争」よりも、「人間愛」を念頭に置いておられるようなので、僕としても「あ、それいただき」と(笑)

Q6:今まで手がけた作品など教えてください。

「まっ黒なおべんとう」という原爆の映画を製作した事があります。教材用のアニメでした。他にも沢山あるけど、話しだしたら止まりませんよ(笑)。

キャラクター設定画や製作意図など、インタビュー内容は興味深いのだが、他に手がけた作品が語られないところに笑ってしまった。そりゃ『ファイト一発!充電ちゃん!!』等を監督していたなんて答えにくいわな。
ファイト一発!充電ちゃん