鉄腕バーディー DECODE:02 第7話の作画について知っておくべきこと - WebLab.ota
実のところ、まだ見ていないので演出として効果的な作画だったかどうかは、何ともいえない*1。
ただし、一つだけ。重大なネタバレを回避しつつ感想を見た限りでは言及されていなかったので、書いておきたいことがある。
『鉄腕バーディーDECODE:02』で特長的な作画が見られることは、充分に予測できた。いや、スタッフの業績を知るべきとかいうのではなく、それ以前の話で。
題名からわかるように、『鉄腕バーディーDECODE:02』は『鉄腕バーディーDECODE』の二期だ。スタッフや制作会社が同じでビジュアルが共通していることはもちろん、一期を見ないと「リュンカ」による大量破壊事件の経緯がわからないほど物語も連続している。
そこで一期の『鉄腕バーディーDECODE』に特長的な作画が存在しなかったかと問えば、けしてそうではなかった。端々でアニメーターの個人技が見られたことはもちろん、大量破壊事件が描かれる第12話「DOOMSDAY」では全編ベテランアニメーターの妙技が冴え*2、キャラクター表から大きく外れた作画が行われていた。
つまり今回が初めてではない。むしろ、整った作画だけを期待することがおかしい作品なのだ。
http://anond.hatelabo.jp/20090223215253
今回になって騒いでいる人々は、途中で創作性の高い天丼が出てくるコース料理があると聞きつけ、それだけをつまみ食いし、騒いでいるのが大半な気がしてならない。
せめて、一期目もキャラクター表にそった作画ばかりではなかったことくらいは、記憶しておいてほしい。