法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『キャシャーンSins』第20話 誰がために花は咲く

eunyoung CHOIコンテ演出作監回。
作画崩壊の声が聞こえないと思っていたら、思いっきり空気を読みつつ、総作画監督の手も入っていた。出来そのものは素晴らしかったのだが、何となくさびしい。


空間の広がりを表現しつつも、舞台美術のごとく平面的な印象が強い『キャシャーンSins』で、奥行きある世界を見せていたのが面白い。特に冒頭など、登場人物が地面に立っていると感じさせる。
通常よりさらに場面ごとカットごとで念入りに別けられた色彩表現も、深く印象に残った。