法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『わんだふるぷりきゅあ!』第8話 まゆのドキドキ新学期

 兎山悟は犬飼いろはと同じクラスに入ることができた。そんなクラスに猫屋敷まゆが転入してきたが、緊張であがってしまい自己紹介がまともにできない。それでもいろはが話しかけてくれたことで、まゆは無事に自己紹介を終えられたが……


 脚本の千葉美鈴は、おそらく東映アニメーションには初参加。かつてリニューアル後の『ドラえもん』によく参加していて、特に2014年の「ポータブル国会」が好印象だった*1。今回の物語は新プリキュアになる予定のキャラクターとの学園での顔合わせを順当に処理しつつ、犬のこむぎが学園に行ってしまうトラブルで楽しませる。
 絵コンテの高橋裕哉は東映で十数年のキャリアがあるが、TVアニメ本編の演出経験は少ない。どうやら『プリキュア』シリーズのTVでコンテを切るのは初らしい。ロングショットを多用して、街角の広い空間を動きまわるこむぎの元気ぶりを印象づけたり、多数のクラスメイトに注目されるまゆの孤立感をうきあがらせていた。キャラクターが追いつめられていくところを細かいカット割りの同ポジで表現したり、横位置からのカメラでキャラクターが周囲から離れるところを画面外に姿を消すことで表現したり、これまでのシリーズではあまり見なかった演出も多くて目を引く。
 ただ、いつも以上にカメラ位置が多様なこともあり、さまざまな角度で映される犬状態のこむぎと猫のユキが、いつも以上に人間の顔に見えたのが難。キャラクターデザインレベルで獣らしい記号を顔に入れていないことが要因だとは思うが……