法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『わんだふるぷりきゅあ!』第21話 まゆとユキのスクールライフ

 また新たな転校生として、ユキがまゆの従姉妹として同じクラスへやってきた。ユキはまゆ個人のそばにいようとするが、授業は人並み以上にこなしていく。しかし刺繍の授業は見事にこなしつつも、普段のまゆがおこなっている難しさに感嘆する……


 井上美緒脚本に手塚江美演出。前半はユキのまゆへの過剰な愛着で耽美な笑いを演出するが、やがてユキ視点のまゆのドラマを回想し、学校でのじゃれあいとプリキュアとしての戦いをとおしてユキがこむぎのことを認めていく……今回のいろははドラマの蚊帳の外なのでモブのボケ役と大差ない。
 手塚江美は他社のアニメーター出身で、東映では主に『おしりたんてい』で活躍している。『デリシャスパーティ♡プリキュア』のころにも少し参加していたが、あまり印象にのこっていない*1。今回は過去の回想で、窓ぎわで黙々と刺繍をつづけるまゆを逆光気味に描写したコンテが良かった。薄暗い教室を額縁のように、抜けるような青空を背景にひとり刺繍をつづける姿が、箱にとらわれたような孤独を感じさせる。校庭のアクションで地面がリアルに凹む描写もおもしろかったが、これは背景美術の裁量が大きいかもしれない。
 それから、赤田信人と美馬健二と共同とはいえ、前回*2につづいて上田由希子が作画監督に入っていたことには驚いた。どのような制作体制なのだろうか。画面からは問題を感じるどころか、いつも以上に整っていたりデフォルメされた表情で楽しかったが……