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上記エントリから連想した、数年前の出来事。
まるで畑でイノシシを育てているみたいなエントリタイトルだが、実際に駆除できない地域としてイノシシに農作物をエサとして与えている状態ではある。
いつものように赤身を3mmくらいに薄く切って、焼いて塩や醤油だけで食べても美味しかった。きちんと焼かないと危険だが、逆に牛や鳥や魚と比べて焼き加減に気を配らなくてもいい。料理が下手でも食べられる味になる。
ただ今回は脂身が多くて余った。そこで5mm角くらいにみじん切りにして、フライパンでじっくり焼き、カリカリのアブラカスと油に分離したところに溶き卵を入れて火を止め、そのままオムレツ状にまとめたのが意外に良かった。余熱で半熟の卵と噛みごたえあるアブラカスの食感の違いが楽しかった。
田舎で生まれ育ったが、それほど珍しい食べ物を口にしてきたことはない。何度も食べたカメノテもアケビもタラの芽も、珍しいなりに市場に流通している食材だろうし。
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ただ法律で食べていいのかわからないまま食べた記憶があるものに、キジ肉とキジ卵がある。一応、家畜などできちんとした食肉としても流通しているらしい。
しかし私が食べたのは草刈り機で首をはねられたキジを農家がシメた肉だった。肉はたいへん美味だったが、卵は漢方薬のように臭かったという不思議な記憶がある。