「いわゆるキャリア官僚です。子あり。※ ツイートは個人の感想です」というプロフィールの「かすまないかすみちゃん@ZGW26s4ic4Nf」氏が、下記のようにツイートしていた。
この話題タブーかもだけどあえて言う。
— かすまないかすみちゃん (@ZGW26s4ic4Nf) 2021年2月28日
霞が関官庁街でデモやってる、街宣してる。表現の自由。それは分かる。
でも執務室まで響き渡る音量で叫んだり「○○省！人殺し！」とか言ってたりして、業務に支障出るし私達も人間なので普通に傷付くんだけどそこまで許容しないといけないの？
弱者はどっち？
現時点で一万以上の「いいね」がついており、実際はタブーではないことがよくわかる。
もちろん批判で少なからず指摘されているように、一般論としては、キャリア官僚の多くとと比べて、デモで抗議の声をあげるしかない人々が「弱者」だろう。
[B! 行政] かすまないかすみちゃん on Twitter: "この話題タブーかもだけどあえて言う。 霞が関官庁街でデモやってる、街宣してる。表現の自由。それは分かる。 でも執務室まで響き渡る音量で叫んだり「○○省！人殺し！」とか言ってたりして、業務に支障出るし私達も人間なので普通に傷付くんだ… https://t.co/qtJLcXQc50"
そして、もし「○○省！人殺し！」という叫びの対象が財務省であれば、公文書改竄をしいられた苦痛から自殺に追いこまれたと思われる人物が実際にいる。
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たとえばワタミや電通の労働問題を抗議するデモから「人殺し」という叫び声があがった時、それを本社で聞いている社員はどちらに立っているのか。殺す側か、殺される側か。
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もしも亡くなった同僚に共感せず、制度の共犯者という負い目だけ感じている社員ならば、傷つくかもしれない。キャリア官僚の強要で死を選ばされたノンキャリア官僚は、他のキャリア官僚から見れば他人事なのかもしれない。
しかし他人事のように思ってはならないと、少し考えて気づくことはできないのか。思い出すことはできないのか。
