法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『Go!プリンセスプリキュア』第17話 まぶしすぎる!きらら、夢のランウェイ!

すでにモデルとして活躍している天ノ川きららだが、さらにモデルとして上をいっている母親と初共演。
珍しく熱意が先走るきららだが、そこに敵が攻めてきて……


香村純子脚本。キュアトゥインクルとトワイライトの敵味方で母娘関係をくらべるかと思いきや、きららの家族描写で終わる。
目新しさはないが駄目なところはなく、全体として手がたいストーリーではあった。過去回のキャラクターを再登場させ、連続性をアピールしているところは良い。かなえる直前の夢が敵に使われ、敵を倒した直後に夢をかなえ、新たな夢をいだくという展開も面白いパターン。


面白かったのは映像リソースのわりふり。フィリピン作画だが、原画の半分くらいは国内。そしてアクションに力を入れているわけではなく*1、日常シーンに力を入れている。
印象的なのは、母親が子供にほおをすりよせる作画。整った絵で、やたら枚数を使って、なめらかに動かす。ワンカット内の動きのメリハリではなく、前後の動かないカットとの組みあわせで実質より動いているように見せていた。

*1:もともと芝田浩樹演出はアクションよりもコメディ描写に面白味があると感じている。