法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『烈車戦隊トッキュウジャー』第34駅 恋は大騒ぎ

大和屋暁脚本で、ミオを中心とした恋の鞘当てが描かれる。ゲストキャラクターの名前が表参道義雄というのも、師匠筋の脚本家、浦沢義雄のもじりかな。
しかし一応はシャドーに街が乗っとられたことと関係しているとはいえ、敵怪人を放置してドラマが進んでいく。予告映像を見た時は、てっきり怪人の作戦か変装かと思っていたのだが。


結果として敵怪人の出番も少なめ。ただ、ビリヤードをモチーフにしたデザインが能力に反映されたり、巨大ロボ戦の特撮がこっていたり、本筋でないないかわりにサービスシーンとしてのアクションは充実していたかな。
あとオチについては、ちょっと同性愛をギャグのネタにしたような危険性はあったが、それほど作中で嫌悪感を強める表現をしていなかったし、同性関係でなくても成立するオチではあったし、個人的には違和感は少なかった。むろん批判する人がいてもおかしくないが。