大和屋暁脚本。騎士タイプの怪人が登場し、玩具のような馬「ジャスタウェイ」に乗って高速移動する。完全に楽屋オチじゃないか!
大どんでん返しの天皇賞制覇 | ジャスタウェイのオーナー・大和屋暁氏 | 競馬ラボ
しかし、シャドータウン内でのトッキュウジャー変身期限を逃げきる作戦そのものは悪くない。疑問なのは、究極の選択肢をつきつける作戦と関連性が薄いこと。選択肢をゴリ押しで切りぬけるトッキュウジャーも、主人公としては珍しくないゴリ押し描写にとどまっている。
むしろネーミングを愛馬からとるのはかまわない。愛馬を使った高速移動をつきつめた展開であれば、ただの楽屋オチではなく身近な題材から昇華した物語として、より楽しめただろう。今回はネタを詰め込みすぎで、どれも中途半端に感じた。
キャラクター描写もデフォルメ演出が多いが、こちらは過去回と比べて違和感ない。キャラクターがはっきりしてきたトカッチと、シリアスキャラとしてはシンプルな虹野明は、一貫性をもって動かしやすいのかもしれない。
それとも、前々回にシュバルツ将軍と虹野明が取引した内実が描かれた今回は、本筋とかかわっているから統一性を重視したのか。