法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

靖国神社では一半世紀前にも踏み絵がおこなわれた歴史があるという

明治2年の事例を下記エントリで初めて知った。
明治二年の靖国問題:山下泰平のブロマガ - ブロマガ

靖国神社っていうのは元々は招魂社っていう名前で、明治の二年七月に東京九段坂に設けられ、その時には五日間の大祭が施行されました。

大祭ですからいろんなオッさんが、様々な物品を奉納するわけですけど、残念なことにその中で熱血すぎるオッさんがいた。

このオッさんは熱血すぎる以外は良い人で、とにかく国のために死んだ奴らが喜ぶのもを奉納しようとすごく悩んだんだ。それは良いんだけども、いろいろ悩みすぎた結果、オッさんは武者がキリストを踏み潰している旗を奉納するという最低すぎるアイデアを思い付いてしまった。

似たようなことが戦後にもあった。有名なマンガで題材にされていた戦時中の出来事とあわせて、下記エントリで言及した。
はだしのゲン状態の靖国神社 - 法華狼の日記

境内には、首相と仙谷由人官房長官岡田克也外相を批判する写真も地面に張り付けられていた。特定政党・政治家が名指しでこうまで批判されるのは、街宣車が行き交う15日の靖国でも珍しい光景だ。

これは『はだしのゲン』でも描かれた戦時中の逸話とそっくり同じではないか。

上記エントリで言及している産経記事は消えているが、コメント欄で教えていただいた産経記者のブログエントリはまだ残っていた。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1746514/

今年はというと、やはり「菅談話」を出し、閣僚が一人も参拝しない民主党政権への批判や憤りが噴出していました。神社の境内の地面には、誰が貼り付けたのか、こんなものまでありました。