法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

靖国参拝には複数の問題があるが、とりあえず安倍晋三首相が嘘をついたことは確実

「顕彰」を目的とした「神社」なのに、なぜ「冥福」を祈ったなどという談話を出したのか。
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312260078.html

靖国神社の広報担当者によると、首相は26日、「内閣総理大臣 安倍晋三」と札をかけた花を参拝前に奉納した。その後、首相は「国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対し、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊(みたま)やすらかなれとご冥福をお祈りした」との談話を発表した。

たとえ加害を無視して日本兵だけの冥福を祈りたいのであっても、千鳥ヶ淵戦没者墓苑にでも行けばいい。
靖国神社は、戦前は兵士を顕彰する装置として戦争を進める歯車となり、戦後は犠牲をしいた指導者や責任者まで合祀しているという歴史がある。わざわざそこへ行くことで、安倍首相は自分自身にも堂々と嘘をついた。