敵の攻撃で時間が止められてしまうという設定をほりさげつつ、原作のメインキャラクターを活躍させる展開。
しかし今後に主人公の立場を奪わないためか、小さな村に舞台がとどまってしまって、あまりカタルシスがなかった。下級の敵を見逃す展開のため、主人公側の対応に無理も感じられる。せめて三級ではなく二級の敵が来たならば、過去の主人公陣の一人らしい強さを感じられたかもしれない。
ところで、聖衣の変形機構は誰が考えているのだろう。素人の私でも、もう少しそれっぽい変形を考えられるつもりだが、どうもバンダイ系統のオリジナル玩具の変形は、面白味が薄いものが多い。
