法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

「クオリティの高すぎるアニメ制作会社ランキング」のノミネートを見て、目が点になった

いや、こういう投票は流行や観測範囲や嗜好をざっくり集計するだけのものと、頭ではわかっているんだが。このノミネートは、ちょっと色々いいたくなる。
クオリティの高すぎるアニメ制作会社ランキング | ランキング・投票コミュニケーションサービス[VOTECLOUD(ボートクラウド)]
現時点で京都アニメーションが現時点で1位なのは良いとしよう。要求される水準を超えた仕事をする会社としてなら、票を集める背景はわからないでもない。個人的にはGoHandsを推したいところだが。
しかし、現時点でシャフトが2位ということは、作品が高位で安定している会社が選ばれているわけでもなさそうだ。
最高到達点でいうなら、マニア向けにしぼった作品が多い会社よりも、大きめの会社が評価されるべきではないかと思う。つまり、『スチームボーイ』でSTUDIO 4℃の後を引き受けたサンライズや、『AKIRA』のトムス、『虹色ほたる』の東映アニメーションが出てこなければおかしい。


それに、京都アニメーションがあるなら、なぜシンエイ動画がない? テレコム*1ジブリも他会社の概要で言及されているだけ。
テレコムついでに、海外中心だった会社としてアンサースタジオはあげておきたいし、近年に元請けとして安定した仕事をこなしている動画工房もあげたい。
それに、GONZOがあるのに、なぜStudio五組david productionがない? 関係者が独立して良い仕事をしている会社は、他にもキネマシトラスアセンションMAPPAがある。

*1:残念ながら国内で目につく作品は、当初の設立目的とは離れた作品ばかりだが。