ほんのちょっとカメオ出演していることや、ドラマシリーズにゲスト出演しているだけで大々的にとりあげているところが、ちょうど外国の事物が作品に少し登場しただけで大反発が起きることの鏡像に感じられた。とりあげる番組も全体的に古い。
一定の潮流として考えるなら、『アニマトリックス』や『バットマン ゴッサムナイト』の事例を取り上げるべきではないかと思う。
それはともかく、インドでリメイクされた日本のアニメという話題は面白かった。日本のアニメ会社が当時のスタッフで制作した『忍者ハットリくん』*1かと思いきや、セルアニメ調の3DCGでリメイクした『巨人の星』だとは。野球はなじみがないためクリケットに変えられたところは、なるほどイギリスの植民地時代が長い国ならではか。しかし、養成ギプスが「虐待に見えるから」とゴム製に変えられたところに注目していたが、見えるんじゃなくて虐待そのものだよ!
*1:情報を簡単に集めたエントリはこちら。http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20120925/1348614483