法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『機動戦士ガンダムAGE』第11話 ミンスリーの再会

ここ最近、最終回近辺になってから急にヒロインぶりを発揮する女性キャラクターを日曜日に何度も見てきたわけだが、再会したばかりで静止画スライド多用しBGMオンリーで主人公と結びつくエリンは早すぎる。モンタージュ演出で時間経過を表現する手法は好きなのだが、時間経過しているならエミリーと主人公の仲も描かれていいだろう。目前のキャラクターしか描かないところがゲームイベントっぽさを感じさせてしまう。
主人公達の行動が連邦にさえぎられかける本筋については、これまで連邦がUEをどう評価しているか描かれていないため、作中視点での妥当性を判断する基準がよくわからない。今回初めてUEがどのような生物かという問いが作中で発せられただけに、無機物で構成された生命体なり人類の機械に擬態した生物なりといった、作中人物の認識を描写してほしかった。


作画的には、下半身を水没させた戦闘がよく動いていたし、ガンダムの指作画が量感あって面白かった。