タービンの死を受け、悲しみをいだきながら葬儀に参列するタービンズと鉄華団。しかし同じテイワズで対立するジャスレイ派の挑発は続き、ついに悲劇が起こる……
いかにもヤクザ物らしい内紛劇。誰が悲劇に見舞われるかは、たいていの視聴者なら簡単に予想できるだろう。むしろ、なぜ充分に警戒してなかったかという疑問すらおぼえる。タービンズが戦闘から離されるという劇中の展開からすれば、武装を念入りに禁じられていたという説明くらいはほしい。
あいかわらず岡田麿里脚本は“ガンダム”というモチーフを活用する意思がうかがえないのもつらい。同じ暗殺でも、たとえばMSの操縦席に爆弾でもしかけるとかすれば、ぐっとロボットアニメっぽくなったろう。