トークショーで仲良しかと質問され、ほとんど全員がたがいに仲良しだと答えるが、キュアキッスだけは答えられない。トークショー終了後も別ユニットだと壁をつくって、キュアズキューンをつれて去っていった。
喫茶グリッターでの対話も決裂するが、蒼風ななはひとりメロロンのかよう図書館へ向かい、自分について話す。メロロンがプリルンに助けられたように、咲良うたに助けられた過去を……
加藤陽一シリーズ構成の脚本で、プリルンを独占しようとするメロロンの思いによりそいつつ、ハートキラリロックを再出現させる。おそらくプリキュア変身のために代償にしたものに向きあわせるドラマになるのだろう。
これまでコンビで変身してきたメロロンが初めて単独変身することでプリルンへの依存を脱したと感じさせるギミックが良かった。プリキュア設定をうまくドラマに反映させている。
しかし疑似的な姉として特別に慕うメロロンを、徹底的に友情とのみ表現するところは気にかかった。想定している低年齢の視聴者には複雑な概念が通じないと判断したのかもしれないが、対象を特別あつかいしてキスまでする関係から恋愛を想定しないとは思えないし、実際に過去の蒼風もメロロンのプリルンへの行為にラブコメを楽しむような反応をしていた。関係のかたちを言語化することをさけているのだとしても、もう少し踏みこんだ描写がほしかった。