「人生に、文学を。」と称するプロジェクトで、とりあえずティーチインイベントをするらしいという情報しか書かれていないが*1、その説明文に首をかしげるところが多々ある。
人生に、文学を
文学を知らなければ、
目に見えるものしか見えないじゃないか。
文学を知らなければ、
どうやって人生を想像するのだ(アニメか?)
「目に見えるもの」を映像作品としてとらえたとして、なぜ「アニメか?」なのだろう。
たとえば「映画か?」ではなぜいけないのか。
映画よりはアニメが媒体として「人生」を想像するのにふさわしいというのだろうか。
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しかして、アニメに親しんでいる者としては「直木賞を受賞した『火垂るの墓』『空中ブランコ』はアニメ化されているよね?」という疑問をおぼえざるをえない。
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もちろん受賞者の別作品がアニメ化された例も多々ある。そのひとつ『伏 鉄砲娘の捕物帳』などは、週刊文春に連載された小説を文藝春秋創立90周年記念で映像化したものだ。
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