法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『魔法つかいプリキュア!』第5話 氷の島ですれ違い!?魔法がつなぐ友情!

補習生5人でさっそく授業を開始。まずは環境を変えての魔法の実技。
寒さでうまくいかないところ、おしくらまんじゅうをして成功。しかし、みらいの提案に乗らなかったリコだけは失敗したままで……


シリーズで時々ある仲たがいエピソード。2005年の『映画ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち』などを思い出させるシチュエーション。
しかし寒冷地ゆえに舌が動かず呪文を唱えられなかったり、魔法をかけようとしても滑って失敗したりしていたのに、仲たがいした場面からリコも普通に歩いて口喧嘩できるのは不自然。ここは本編の描写とは逆に、前半だけ教官が魔法で吹雪にするとか。あるいは魔法をつかえるようになった後半から、体をあたためる魔法をみらいが使うとか。
前半の実習の微妙な理不尽さや、後半の仲直りしていくシークエンスそのものは嫌いではないが、それぞれの基盤となる環境が恣意的に変わりすぎだ。


あと、魔法の道具はスマホじゃなくタブレットにすれば良かったのでは。タブレットつまり石板なら、太古から存在してもおかしくない。
バンダイの商品アイテムのおかしさにツッコミを入れてもしかたないとは思うが、もうちょっと何とかならなかったのかとは感じる。