法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

手塚治虫マンガ作品『魔神ガロン』が4月にアニメ化されていた件

手塚治虫公式サイト「虫ん坊」を見てまわっていた時、記事が目に止まった。なにげなく吉川惣司がひさしぶりに監督しているアニメでもある。
虫ん坊 2013年5月号(134):TezukaOsamu.net(JP)

大阪芸術大学のキャラクター造形学科と手塚プロダクションが産学協同事業として新作アニメを制作しました! 主要スタッフには虫プロダクション出身のアニメーターで、テレビアニメシリーズ『火の鳥』で監督も務めた高橋良輔さんをプロデューサー、同じく虫プロダクション出身のアニメーターで、『あしたのジョー』などの演出を手がけた吉川惣司さんを監督に迎えて制作されたこのアニメーション、タイトルは『ガロン』。

学生は企画段階でアイデアを出しただけで、手塚プロダクションによるアニメ制作を身近で観察する教材という側面が強かったという。場面カットをみるかぎり作画は悪くなさそう。実際は、手塚治虫記念館で上映する短編作品をイベント的に共同制作しようとした順序なのかもしれない。
なお、一般向けには手塚治虫記念館で5月まで上映されていただけで、以降は視聴する機会がほとんどないようだ。そういった作品でも「虫ん坊」のアニメ紹介カテゴリでプレビューが視聴できることが多いが、今のところ『魔神ガロン』ページを見てもアニメ化情報が掲載されていない。
魔神ガロン|マンガ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL