またしても主人公が敵中核にいる幼女と遭遇して、惚れられるという。
ダウナー系だった前期と違って病んでいるアッパー系なので異なる雰囲気を楽しめたが、終盤の描写を見ると敵幹部の全てがパラスを人格ごと敬愛しているわけではなさそうで、今期も別の黒幕がラスボスになるオチかもしれない。
スタッフは角銅博之演出に、なまためやすひろ作画監督。
少なくともクレジット上は総作画監督が立っていないのに、ほとんど絵に癖を感じず、全体的に整っていた。線の多い聖衣も比較的にしっかり作画。
古く高い建造物が密集する都市を舞台として、奥行きを感じさせる攻防や、立体的な移動も楽しめた。先の見通せない都市はパラスの象徴。