法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

奇妙な期待がよせられているところに悪いけども

記事本文において、ある種の政治的な言葉のみが書きつづられているため、いわゆる政治思想の対立や私怨を読み取っているコメントがならんでいるのだが。
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20130315205039
しかし内容というか登場するIDから見て、おそらく下の増田と同じ書き手なのだと思う。
id:Gl17と法華狼

それでも俺が法華狼さんに好意を持つ最大の理由は「作画的な視点」を持ってるからだ。
アニメ感想もやるブログで「作画的な視点」を持っている所は本当に少ない。大抵が萌え豚視点、酷いと売り豚だ。
法華狼さんは戦争とか政治とか韓国だなんだってのを左視点で語って敵も少なくないが
それでも「作画的な視点」を持っているからこそ、信用に値する人物だと思っている

どちらかといえば作画オタク方面の話だと思うので*1、期待されるような背景や展開はないと思う。書き手も罵倒文句こそ多いが*2、インターネットにあふれているタイプの差別性を発しているわけではなく、たぶん悪い人ではないのだろう。悪い人では。


……はてなダイアリーを書きはじめた時、アニメやマンガの感想と歴史等の時事問題について同じ地平で書くのは、意図的ではあった。トキワ荘の子供として、当時のインターネットにおけるマンガやアニメの受容に違和感があり、それを表明したい気持ちもあった。
しかし、そうして方向性が異なる記事を積み重ねてくると、書き手から見ても可読性を損ねていたり、一方の話題を好む読者が一方の話題を嫌悪している感触をおぼえることも増えてきた。少し悩んだりもしている。

*1:作画オタクは教養主義的な側面が強く、今のアニメオタクでは貴重な存在であると同時に、いろいろと重たい人も多い。

*2:もちろん、罵倒された対象からは批判されてもしかたのない口調ではあるが。