三条陸脚本、細田雅弘演出、直井正博作画監督。描線が気持ちラフで、微妙に中澤一登作画を思わせるラインだった。表情もデフォルメ多用だけでなく、微妙な感情が表れている作画も多くて良い。
出オチとはいえ、剣ゼンジロウに出番があっただけでも良かった。屋外のアクションで爆発が起きている様子が背後に映りつつ、屋内でタイキとアカリが会話する様子も、主人公陣より一世代上らしい情感が出ていて、見所になっていた。
ユウの替え玉はどこから用意したのよとも思ったが、シリーズ前期で便利変装キャラになった姉のネネと同じ轍を踏んでいると思えば、納得できるか……できるか？
