法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『バトルスピリッツ 少年激覇ダン』第5話 緑の疾風! 神速のアメンボーグ

これはひどいカレーアニメ。いやさ、以前の回にネタフリされていたし、毎回のEDでもカレーが登場してはいるけどさ……


シルバーと名づけた銀色の鍋を引きずり、グリーンカレーの普及を目指す西部劇男が、今回のダンの敵となる。なんでだよ。
タマネギを飴色に炒めるようなカレーが全てではない、そう男はダンに説教する。何のアニメだよ。
カードバトルに敗北した男は、異界王に望みをかなえてもらうのではなく、自らグリーンカレーを普及すべきだと気づく。アニメの前提を全否定かよ。


いや、神速というカードの特性は理解できるし*1、カードの緑属性とグリーンカレーを重ねあわせる意図もわかるし、今作で初めてターンを飛ばしつつも場の流れが理解できるし、男のキャラクター自体は再登場を期待させるほど渋くて魅力的だし、マギサは4029歳でツンデレぶろうとした黒歴史を自白するし、面白いアニメではあったんだけどさ。
何だろう、この気持ち。裏番組のお菓子アニメに対抗意識でも燃やしているのか。

*1:それだけに、最後にダンが総攻撃をかける場面で、神速による防御を想定していないかのような描写だったのが違和感あった。