法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

今度の映画は『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』

予告映像は水没した住宅街と、その水中を進むのび太達。色合いが奇麗だが、予告映像に作画的な面白味は薄かったな。
これまでと同じように原作短編*1をふくらまして大長編化するようだが、タイトルからして子供向けのファンタジー色が強くて、個人的にはつらい。『ドラビアンナイト』みたいに、ファンタジーのマニアックな知識が前面に出たり、『夢幻三剣士』『ワンニャン時空伝』のようにファンタジー以外のSF色が強ければいいのだが。
ドラえもん』の短編をふくらませるのではなく、『モジャ公』『21エモン』『T・Pぼん』といった少年向けの作品から、冒険映画の要素が強い原作を選ぶ方がいいのではないかな。原作者存命時だが、『T・Pぼん』の短編をふくらませた『パラレル西遊記』という佳作もあるのだし。

*1:今回は第41巻「深夜の町は海の底」から。