法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

インターネット瓶詰地獄

ちくわ氏が懲戒が数で決まると思っていたことが明らかな文章を引用しておく。
時系列でいえば初めて言及するより前の文章だが、ちくわ氏が当初から橋下弁護士の扇動を批判していたと主張したことへの批判となるとともに、後述する問題とからんでくるので。
http://www.tikuwa.com/sc/2007/12.html*1

■市民ら350人、橋下弁護士懲戒請求へ 光市事件(asahi.com)
 アカヒしかソースがないって時点で、どう考えてもプロ市民です。ありがとうございました(笑)。

( ´Д`)「しかも出馬タイミングに合わせてとか、狙いすぎやね」

 脳味噌の作りがオカシイからな、珍権家は。ぶっちゃけ、死んでも治らない人たちなのでどうしよーもないっつーか、そーいう頭のオカシイ連中すら生きる権利がある事自体が素晴らしいと思えない時点で、やっぱり頭がオカシイわけで。

( ´Д`)「法律的には、罪悪感ありきで悪い事してもーたヤツより、悪いと思ってへんで悪い事してもーたヤツのが罪が軽いからな。そーゆー意味ではある意味法律を体言した存在っちゅー気もするけど」

 罪悪感がある人間のが、酌量の余地も更正の余地も大きいのにね。
 つか、数千人の懲戒請求が出ても弁護士会は珍権家弁護団にもしなかったんだから、これで橋下に懲戒を出した日にゃ、もう笑うしかないよな(笑)。

懲戒請求が数千人によって行われたと解釈している誤謬は以前に指摘し、ちくわ氏も撤回したので横に置く。「アカヒしかソースがない」という根拠の意味不明さや、突如として前言を翻し行なわれた出馬へタイミングを合わせたという風変わりな主張もさておこう。
さてそこで、橋下弁護士懲戒請求しない私を一時期ちくわ氏が「ネット弁慶」と呼んだことを思いつつ、実際に橋下弁護士懲戒請求を行った人々への評価と比べてみて、何ともいえない気分になった。実際、橋下弁護士懲戒請求を行わない理由を説明した時、苦笑いが浮かんだことをおぼえている。
懲戒請求≠署名運動 - 法華狼の日記

そういえば、安全なところでばかり主張した橋下弁護士より、堂々と裁判に訴えた原告弁護団を、ちくわ氏は行動面で高評価したのだろうか。

懲戒請求すれば「珍権家」、懲戒請求しなければ「ネット弁慶」。橋下弁護士への懲戒請求は、地獄に似ている。
一応、ちくわ氏は自身もネット弁慶と認めている。だが、それは相手からの批判をそらすためでしかない。相手が同じネット弁慶であるということを理由にネット弁慶である自分を批判することへ異議をとなえる一方で、ネット弁慶である自分は実際に行動した人々へ根拠なく批判しているのだから。

*1:成年向けイラストサイト注意。12月16日の記述。原文にはネット配信記事へのリンクあり。