先週まで好転していた作画が、一転して不安定。演出の大庭秀昭は大ベテランだが、3人いる作画監督もベテラン原画マンではあるものの作画監督の仕事は少ない。どのように仕事が回ったのかもよくわからない。
脚本は高橋ナツコ。弁当屋でつつましい結婚式をあげるという発端は現代的で面白いかと思ったが、実際には広場を使っているしウェディングドレスを着るし、それほど弁当屋ならではという特別さが感じられなかった。かといって弁当屋内で結婚式をあげるには、キュアハニー家の内装はシンプルすぎて面白味がないのだが。
先述の作画もふくめ、今回は絵作り全体が厳しかった。引きこもりだったキュアプリンセスが、プリキュア内では最も結婚式について常識にとらわれ気味なところとか、レギュラーキャラクターの描写は悪くなかったけどね。
10周年挨拶はキュアピーチ。イメージよりアゴがとがりすぎているというか、『トリコ』のキャラクターデザインをしていた癖が残っている感じ。