法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『世界まる見え!テレビ特捜部』のマイナー事件ネタ

先週の放映だが。
世界まる見え!テレビ特捜部

「アイバン」が犯人なら犯行時刻は午前5時から6時の間ということになる。
そこで警察は「デビッド」の死亡推定時刻をもっと限定できないか捜査を開始。
すると被害者の「デビッド」が『ペースメーカー』を使っていたことが
分かったのだ。


一部のペースメーカーには心臓の動きが記録される。
そのデータを読みとることができれば、心臓が停止した時刻が分かる。
つまり死亡時刻をもっと限定できる可能性があったのだ。

罪を逃れようとする犯人視点から、事件の謎が解かれて追いつめられていく倒叙ミステリとしてペースメーカーは使えるトリックかも。
しかし、あらすじ全体を見ると単に犯行時刻を細かく限定しただけで、別にペースメーカーがなくても捜査の方向性に変わりなかったようにも思える。物語へ応用するには、アイバンのアリバイが証明されてしまうという展開にするしかないかも。


今週のものでは、「ザ・ベスト」として紹介されたアフリカの生物学者ドキュメンタリーが良かった。
世界まる見え!テレビ特捜部

そんな問題を解決すべく立ち上がったのが、
生物学者の「アリー・ムクワービー博士」。彼はゾウ被害にあった村を訪れ、
被害状況を調査し、できるだけ費用のかからないゾウ撃退法を導きだした。
そのアイテムは、『トウガラシ』。

撃退方法を継続可能なものへ変えていく過程も興味深かったし、ドキュメンタリー紹介後に日本でもトウガラシを利用した野生動物撃退グッズがあると紹介した番組の話運びも良かった。