法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『烈車戦隊トッキュウジャー』第44駅 昴ヶ浜へ

トッキュウ1号から闇がもれでてきた描写について、やや唐突だと前回は感じていたが、さまざまな伏線があったことが示される。
なるほど、いわれてみれば初回からしてトッキュウ1号が特別であったことは示唆されていた。アクションで視聴者を引きつけながら説明するという見事な導入だったが、さらに別の意図を込めていたならば凄いシリーズ構成だ。
さてこうなると『王子と乞食』展開なのか、それとも別の展開なのか、結末で納得できれば充分に満足できる作品になりそう。


特撮に関しては、本格的な戦闘はなく、門番を露払いするだけ。しかしグリッタ嬢の乗るシュバルツ専用列車と協力して突入するシークエンスは、ドラマの積みかさねで響いてくる。前半はターミナルが舞台ということもあり、戦闘にかかわりない特撮の分量も多かった。
まあ、もう少し城の内部はがんばってロケ地を探してほしかったかな、とは思うけども。