以前に伝えた、碧猫氏が暫定的に聞き取りをされていた松原議員質疑の続報。
議事録が公開され、予告通りApeman氏が記事に。
細かい指摘はあらかたすんでいるので、さておき。
くま(仮) 『 よくできた陰謀論の骨子は
「事件が一段落したところで、結果的に得をした(ように見える)連中の陰謀だと言いなす」
「実際に起きた結果は『誰もが望んでも予期してもいなかったこと』ではなく『誰かが望んでおり予期していたこと』であると言いなす」
ことにあると、最近思うのですね。
そのデンで行くてえと、今回の非難決議に至る一連の流れはこれ間違いなく陰謀論の良い題材だと思います。さいとう・たかを風にストーリーを組むならば「一人の元慰安婦、今は莫大な遺産を相続した老婦人が、広告代理店の切れ者社長のところに依頼に来る。社長、老婦人の開けたアタッシュケース内のユーロ札を確認して『わかった。少し私の日本の友人達に踊ってもらおう』と言い出す」というところでしょうか。』 (2007/06/20 01:37)
コメント欄で、くま(仮)さんが冗談交じりに皮肉っている。それくらい情報戦が稚拙だという話。
私もタイトルで書いたように、これで与党が国際的に評価を落とせば野党が有利になるかもなと思わなくもない。もちろん自滅に表で協力する議員をかかえる民主党が黒幕とは考えにくいので、犯人は日本共産党といったところか……どう考えても弱小すぎてありえない(苦笑)。
真面目に考えると、元従軍慰安婦は心を痛めるだろうし、元日本軍だって過去を後悔しているしていないに関わらずつらいだろうし、日本の国際的な立場も落ちるだろうし、下手すると拉致問題解決にも悪い影響を与え、米国にしたところで仲良くしたい日本との間にしこりを残してしまう。……本当に得するのは誰もいない。