象徴的な逸話だと思うので、時系列にそって報道をメモしておく。
「個別の…」36回リピート 法相、定年延長の説明拒否:朝日新聞デジタル
「個別の人事プロセスでございますので、お答えは差し控えさせて頂きたいと思います」。森雅子法相は6日の参院予算委員会で、東京高検検事長の異例の定年延長をした理由や段取りを問われると、「個別の…」との言葉を繰り返し、説明を拒んだ。その数、45分間で36回。
「震災で検察官が逃げた」森法相が発言撤回 国会紛糾:朝日新聞デジタル
森氏は「例えば東日本大震災の時、検察官は、いわき市から国民が、市民が避難していない中で、最初に逃げた。その時に身柄拘束をしている十数人を理由なく釈放した」と答弁。福島選出の参院議員でもある森氏の発言に、委員会室は騒然とした。金子原二郎・予算委員長(自民)も「的確、適切に」と森氏を注意した。
野党「森隠し」と反発 検察庁法改正案、与党が審議強行:朝日新聞デジタル
黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延長問題を追及する野党は森法相の出席が必須として、内閣委と法務委の連合審査を求めた。与党は応じず、松本文明・衆院内閣委員長(自民)が職権で委員会開催を決めた。
また、上記の記事にある3月6日と3月9日の国会議事録もメモしておく。
国会会議録検索システム
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議事録は質疑の雰囲気がそぎおとされがちなものだが、それぞれ該当する場面を読んでいくと、それだけでも異常な様子がつたわってくる。